もうスピーチで震えない〜人前で緊張しない方法〜

企業での朝礼「話せる社員」と「話したがらない社員」がいる

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ある工場の工場長を仰せつかり、2年ほど単身赴任で現地に駐在した

私が預かることになったのは社員60名ほどの小さい工場です。

 

自動車生産工場の加工ラインで使う専用機の製作が主な業務です。平均年齢が25歳と比較的若い年齢層の社員で構成さており、機械設計から部品加工・組み立て・塗装・運搬・現地工事まで一貫した製作工程を持つ典型的なメーカーでした。

 

工場は農村地帯のドン真ん中にあり、外へ出ればのどかな田園風景が続きます。

この工場は毎日始業前に必ず朝礼があります。
目的は各人の仕事の内容が専門的であり、横の情報連絡が不十分となってチームワークの体制が維持できなくなると生産効率が落ちる心配があり、朝礼を工場内の全ての情報を共有して円滑な意思疎通を行うことです。

 

ほとんど工場長が司会をして、朝礼を進めていきます。大体15分くらいです。
そういくつもの案件を話すわけではありません。

一般社員から課長や部長まで全ての社員が前に立って話をします。テーマは事前に準備する場合とその日そのときに決める場合もあります。

最初は若い人たちは、例外なくあがっていました。折角メモした内容も話ができず、なにやらモグモグして終わってしまう場合が多かったです。工場長の訓示みたいなものは最小限に留めました。

 

当たる順番は決めてはいなかった

その為、常に誰に当たっても話ができように、普段から準備してなくてはなりません。

話の内容は、工場の工程上の問題、トラブル、品質の問題、社員間の意志疎通を図る方法や残業・給与の問題まであらゆる事が話題となって、朝礼にあがってきます。

多くの社員はやがて人前で話しをすることに慣れてきます。

 

話をするだけで気持ちがタイトになっていた社員は慣れてくると他の人のスピーチを聞く余裕が生まれてきます。また話のネタ探しも要領よくなります。
次第に話の内容も充実したものに変わってきました。当然業務も積極的になってきて、会社としては喜ばしい雰囲気となります。

 

しかし良い面だけではありません。

全ての人がうまく喋れるように変化していったわけではないのです。

頻繁にしゃべる機会を持とうとする人がいる反面、ほとんどしゃべる機会を持とうとしない社員が出てきたのです。指名しても避ける人達です。

仕事はそこそこやるが、こういうしゃべる機会は徹底的に避けてきます。

こういう人達に無理やりしゃべらせるのは酷です。ただ、そうはいっても放置するのはよくありません。

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こういった社員には毎週末に行う品質改善会議の準備担当としました。

 

この会議は工場の重要会議です。
普段から工場全体を見渡しながら改善のネタを探し、それをテーマとして洗練化する仕事です。

最初は嫌がっていた社員も会議準備の大事なメンバーになると様子も変わってきます。私としては組織の改善に貢献できた取り組みだと感じました。

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あがり症解決メニュー

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